あたらしい党

2019.03.15

子どもの虐待を考える2015 ~虐待を受けた子どもへの感覚統合アプローチ その考え方と実践~

2015年に『児童虐待防止センター』で受講した講義の二回目のブログをアップします。

これを読み返すと、やはり子どもというのは感覚で生きたいるんだなと改めて思います。

だから、大人の言動に非常に敏感なのです。

虐待問題としてではなく、子どもと接する時はそういう部分を意識したいと思いました。

https://ameblo.jp/dai0495/entry-12040824942.html?frm=theme

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社会福祉法人の子どもの虐待防止センター主催の講座にまた行ってきましたニコニコ

今回の講師は作業療法士の三浦香織さんであります・・

テーマは・・虐待を受けた子どもへの感覚統合アプローチであります!!

前回と同じ会場でしたが、今回は前回の倍以上の人で満員でした!!

で・・

内容ですが・・

まず感覚統合とは・・(ネットからのパクリですが・・)

人間の感覚は
見る・聞く、味わう、匂いをかぐ、触覚
の五感があります。

人間の脳は、
無意識のうちに、
これら全ての感覚を使用、調節し、
学習したり、適切な行動を行ったりします。

この、様々な感覚を上手く連携して使用することを
感覚統合といいます。

まずは・・その感覚たち

触覚(皮膚)

皮膚の二つの働き

〇原子系(保護)・・外界から身を守る

〇識別系(操作)・・外界を知る

この両者のバランスが大切!!

原子系が強すぎると・・触覚防衛で落ち着きがなく、手を操作的に使えないので不器用になるそうです。

触覚の機能

〇防衛的機能

〇判別的機能(外界探索)

〇身体図式(自分の体をイメージする)

〇覚醒の調整

〇情緒的安定と対人交流

固有受容覚(筋、腱、関節)

この役割は・・

体の位置 運動の方向 速度の変化

物を持つ加減の調整

姿勢を保つ筋力を感じとる

覚醒レベルの調整

これが弱いと・・・

座位姿勢を保てない

なでようとして叩いてしまう

運動がぎこちなくなる

バナナを握りつぶしてしまう

⇒姿勢・運動がうまくできない:不器用 落ち着きがない

固有受容覚の機能

〇運動の調整

〇身体図式

〇情動の調整

〇覚醒の調整

前庭覚(耳:平衡感覚器官)

この役割は・・

重力、速さ、回転の刺激を感じとる

バランス

覚醒レベル

見る(注視)機能を円滑に(手ぶれ補正)

これが過敏だと・・

重力不安

動かされることが嫌い

⇒運動苦手:目の使い方が下手:不器用

これが鈍感だと・・

いくら動いても満足しない

眼が回らない

⇒動かずにはいられない:落ち着きがない

前庭覚の機能

〇地球上で姿勢を保つこと

〇眼球運動

〇安心感と楽しさの感情を生み出す

〇覚醒と鎮静

私知覚(眼)

眼の二つの働き

〇原始的・・周辺視野 動きを感じる

〇識別的・・中心視野 形、色を感じる

これも両者のバランスが大事!!

識別的が弱いと・・

買い物に行って欲しいものが探せない⇒図=地の弁別

バランスが良いと・・

見て手触りがわかる、どう動くかわかる

⇒視覚と触覚・固有受容覚・前庭覚との感覚統合

聴知覚(耳)

この役割は・・

聞いたものに意味を持たせる

これが弱いと・・

1対1では話が聴うけるが集団になると難しい⇒図=地の弁別

これが敏感だと・・

不快な音(ハウリングや赤ちゃんの泣き声)が苦手、結果人が大勢いるとこが苦手になる

この感覚統合の考えを子育てに活かすことが重要!!

環境を見直してみる・・

〇位置・・対大人 他の子ども

〇感覚調整できる場所の確保・・ダンボールや小部屋など

〇座面の工夫・・バルーン、バランスボールなど

前庭覚・固有受容覚・触覚を利用して覚醒レベルを整える・・

低い(ボーッとする or 動き回る)

⇒活動の前に感覚入力 ブランコやトランポリンなど・・

高い(興奮しやすい)

⇒刺激の統制・・強めの圧迫刺激(全身をしっかりと抱きしめる・下顎への圧迫・ガムを噛む)

感覚統合から子育てを見ると・・

〇子どもの行動の理由を、神経生理学的な観点で推測することができる

〇子どもの脳機能に負担のない支援を考えることができる

〇子どもと自分にやさしくなれる

脳の栄養 それは感覚

講義は実勢も交えとてもわかりやすいものでした。

こういうアプローチで論理的に子どもの行動が分析できると、子どもに無理なプレッシャーなど与えることをしないで、円滑に子育てを行っていく助けになると思いました。

そして、自分の子ども時代を思い出すと・・この感覚が強くてこの感覚が弱いんだなとか、自分のことを知るヒントにもなるように思いました。

本当いろいろと勉強になりましたニコニコ